自転車初心者のしまなみ海道走破旅-2026GW- ①
2026年のGWは、しまなみ海道を尾道から今治まで自転車で走破することを1番の目標としつつ、その周辺の観光も楽しみながらの4泊5日のひとり旅をしてきました。国内の4泊5日は私にとって久しぶりの長旅で、かなりの充実度!ひとり自転車旅、めちゃくちゃサイコー!でしたので、記録として残しておきたいと思います。
1日目 5/2(土)
16:00 広島空港着
16:00ごろに広島空港着。旅の準備編は最後に書こうと思いますが、連休初日の朝の便はとにかく高額で、仕方なく午後便となりました。この日は風が強く、若干遅れての到着。一方の到着地・広島は風もなく比較的穏やかでした。
リムジンバスの出発時間まで少し時間があったので、展望デッキに行ってみたり、もみじ饅頭を買って食べたりと軽い散策。ちなみに今回の旅では帰りは広島空港は使いません。なお、空港内は絶賛リニューアルに向けて工事中で、お土産屋さんも今は縮小気味でした。ちょっと淋しい。

時間になったので福山行きのリムジンバス乗り場へ。GWなので混むかも?と思って少し早めに並び始めるも、私が先頭でそのあとは誰も来ない。結局、この日この時間に乗った乗客は私ひとりだったのでした…。そのうち減便や廃止にならないといいけれど…。福山方面に行く人、あまりいないのかな。私は今回の旅で結構気に入りましたけど。
18:00 福山駅到着
18:00に福山駅前に到着。広島県自体は、コロナ後にGO toを利用して一度旅行したので(その時が初広島)、今回が2度目。広島市内はもうその時に充分観光しているので、今回は行ったことがない土地へ行きたく、旅の前半は福山市を拠点に。といいつつも、ほぼ他の場所へ行っているので寝に帰っただけという感じもありますが。
相当前にホテルを押さえていたので、直近での予約と比較するとどうかわかりませんが、しまなみ海道サイクリングのスタート地である尾道に宿をとるよりも、福山駅前のエリアのビジホのほうが、比較的安価で宿泊できました。このあと紹介しますが、駅ナカや駅前には飲食店が立ち並んでいるし、駅前にはスーパーもあるので、ひとりご飯には困らないですし、尾道や倉敷にも出やすいので、ひとり旅には優しいエリア。
福山駅に着いたら、ホテルに向かう前に寄りたいお店が。かの有名な「むさし」さん!
広島では有名ですよね。ここのおむすび弁当を食べてみたくて、次の日の朝食として購入。一番人気という若鶏むすびをチョイスしました。パッケージもめちゃくちゃ良い。

その後ホテルにチェックインし、荷物を置いて夜ご飯を食べに。事前にいくつか飲食店をブックマークしておいたので、お店の外から様子を見つつ検討。大抵どこでも入れる質ですが、とはいえ入りやすい/入りにくいはあるので。本当は尾道ラーメンでもいいかな(福山市にも尾道ラーメン屋はたくさんある)、と思って目当ての店を覗きに行きましたが、まさかのお客が誰もいない!そこに私ひとりで入る勇気はなく…いや入れるけど、でもちょっと気まずいな…てかGW真っ只中のこの時間(18:30頃)に人入ってないってどうよ?と思い、引き返して福山駅の中に入っている郷土料理屋さんへ。
名物の「ちーいか天」は大人気で、テイクアウト待ちの方々もたくさん。しかし店内飲食での待ちはそれほどでもなく、少し待っただけですぐに入れました。カウンター席があるので、ひとりでも入りやすいです。ほかにも一人ご飯をしていらっしゃる方がいて心強い。
ここは名物をいっておきたいということで、ちーいか天とお刺身のセットをオーダー。お値段(2,000円しないくらい)の割にちょっとお刺身の量が淋しいけれど…。ちーいか天は歯ごたえがあるけれど、小さいのでパクパク食べられました。これは人気になりますね~。

それから、追加で同じく福山名物だという「関東煮」も。

説明書きによると、「豚の小腸と牛の肺を交互に刺している」とあったので、味にクセがあるのかと思いきや、そんなことはなく食感が違うだけでぜんぜん臭みなどはない!これもパクパクいけちゃう!濃いめの味付けだからなのかな。なので、七味を付けて食べると尚良し。これはビールなのかな〜!私はお酒に興味がないので頼みませんでしたが、おつまみに良さそうです。お刺身のお醤油もそうですが、東北民からするとちょっと独特の風味ですね。でもそれがめちゃくちゃ美味しい!福山の味を満喫しました。ごちそうさまでした。
20:00 福山城散策
初日の夜からめちゃくちゃ食べてしまったので、観光を兼ねて少し歩こうと、駅前にある福山城を散策。夜になってしまいましたが、ライトアップがされています。
駅前にお城があるこの感じは甲府と似ていますね。すごく広い城跡公園というわけではないので、簡単にお城の前まで行けちゃいます。もちろんこの時間なのでお城の中に入ったりはできませんが。公園自体、ちゃんと整備されていています。治安も悪くなく(他がどうというわけではないですけど)、一人でこの時間見学に行っても特に問題ありませんでした。

といいつつも、この時間は暗いのでお城を見るだけしかできず、さっさと退散。駅まで戻ってきてから、ホテルに帰る前に駅前のスーパーに寄り道。
私はご当地のスーパーに行くのが好きなので、旅先でもついスーパーに寄ってしまいます。お土産も、もちろんお土産屋さんでも買いますが、スーパーで地元の人が食べているようなものを買うのもめちゃくちゃ好きです。
アイネスフクヤマというビル?の地下にスーパーがあります。ここでも、さっそく八朔が売っていたりして心惹かれましたが、初日から柑橘を持ち歩くわけにもいかず、またこの先きっと柑橘は山のように売っているだろうと踏み(実際そうでした)、ここでは買わず。そのかわり、三島食品の色とりどりのふりかけをお土産に購入。東北では「ゆかり」とプラス2,3種類くらいしか見かけませんが、さすがのお膝元は見たことのないふりかけがたくさん売っており、迷っちゃいます。
ここのスーパーは広島県のものをプッシュしているコーナーがあったりして、観光客にも優しいスーパーでした。
これで1日目は終了。明日も朝から観光です!続きはまた次回。
春の温泉花見旅~後編~
春にまたも青根温泉に出かけた旅の、今回は中編。前回はの記事はこちら↓
今回お世話になるのは、「山景の宿 流辿」というお宿。じゃっぽの湯からすぐのところにあります。
今回は宿泊割を使って泊まらせていただいたのですが、お値段の割にかなり満足度の高い旅館だなと感じました!いま思い出しても、また泊まりに行きたいと思っているくらいですw
チェックイン
チェックインは15時から。すでに建物前の駐車場は満車に近く、少し離れた広々とした駐車場に車を停めます。ちなみに系列のちょっと高級宿「流辿別邸観山聴月」も同じ建物でチェックインをし、中でつながっている仕組みなので、それもあって駐車場が混んでいたのかもしれません。
館内と貸切風呂、食事の時間などの説明を受けて、さっそくお部屋へ向かいます。
お部屋

この旅館にはいくつかお部屋の種類がありますが、今回私が宿泊したのは一般客室といわれる、ごく普通の和室のお部屋。ほかにも特別室やモダン室といった改装されたお部屋がありますが、ひとり旅だしそんなにこだわりがないので、一般客室を選択しました。トイレ、洗面は別ですが、あまり不自由しませんでした。

お部屋の中はこんなかんじ。6帖で縁側もないため狭く感じるかもしれませんが、ひとりなので十分です。宿のHPには定員3名と書いてありましたが、このお部屋は1~2名用な気がします。3名だとちょっと狭いかな、というか寝る場所がない?
ちなみにすでにお布団が敷いてあるように見えますが、これは実はベッドなんです!たしかにこの6帖の空間で、布団が敷きっぱなしのところでご飯を食べるのは(今日は部屋食です)ちょっとなぁと思わなくもないのですが、ベッドだと気持ちがちょっと違いますね!ベッドだったら仕方ないかなぁ、みたいな?ま、気の持ちような気もしますがw私はちょっとそういうところを気にしてしまうタイプなので、ベッドなのはありがたいなぁと思いました。
室内の設えは最低限(テレビとか金庫とか)で、湯沸かしポットはありますがなんと給茶セットなどもありません。そのかわりロビーにドリンクコーナーがあって、そこで飲むことができます。とはいえ紙コップとかでは準備されておらず、部屋に持ち込むことはできなさそうでしたので、ちょっとそこは不便というか、お風呂上がりなどに飲み物がなにもなくて困りましたが(だから必要あればロビーで飲んでくるしかなさそうです)。
さて、せっかく早々にチェックインしたわけですから、何を置いてもお風呂にいきます!
お風呂
お風呂は貸切が1つと、露天風呂と内湯が各ひとつずつあります。女湯は露天風呂と内湯がつながっていますが、男湯は露天風呂と内湯が別々にあるのでちょっと面倒かもしません。
貸切風呂「青根の湯」
フロントからエレベーターを通り過ぎたさらに奥(館内案内図参照)に貸切風呂があります。宿泊中は誰でも、空いていれば入ることができます。時間制限は30分です。
入口の掛札が「空き」になっていることを確認してそれをひっくり返し、扉を開けて鍵を閉めます。入口を入ると、ちょっとした廊下があります。

それをさらに進むと、今度は下りと階段が続きます。

写真はありませんが、この廊下を抜けると簡易的な脱衣スペースがあります。そこに温泉成分表が貼ってあったり。

源泉100%掛け流しです。加温や消毒などもなし。最高!そしてこの脇にある扉を開けると…

おお!こじんまりとはしていますが(むしろ貸し切り風呂だからこその、これくらいの大きさがちょうどいい)、THE青根温泉的な、無色透明のお湯がドバドバ流れてきています。この源泉掛け流しを独り占めできるという贅沢。ですね、好き!

見上げると、ちらちらと桜🌸網が掛かっちゃっているのは残念ですが、青空と桜を見ながら温泉に入るという幸せ~
そして、入って右側にはこんな入り口(?)が。

入ってみると…

穴ぐら!!湿気がこもっている感じがあるので、ちょっとしたサウナ的な感じ?長居はできなそうですが、昼なのに夜を感じられる雰囲気も良し!露天風呂がある温泉はごまんとありますが、こんな穴ぐらのような空間があるのは珍しいような?初めて観た気が!しかも貸し切り風呂で!
内湯+露天風呂「陽光の湯」「ご来光の湯」
すばらしい貸切を経験してしまうと、そちらばかり行ってしまいたくなるのですが…実はここの温泉は貸し切りではない露天風呂もとても素晴らしいのです!!
男性は内湯と露天風呂が別々の入り口になっているのですが(脱衣室も別)、女性は内湯からそのまま露天風呂に行ける形式になっています。
写真はないので公式HPをご覧いただくしかないのですが…
このHPに掲載の写真でも伝わるのではないでしょうか!?「山景の宿」と謳っているのは間違いなくて、眼下に青根の自然が広がるのですが…なんと女湯のほうは、目の前が大きな桜の木なんです!上記「陽光の湯」の夜の写真でライトアップされている木ですね。ライトアップされ、また月光に照らされる桜木を眺めながら、温泉に入るんですよ…幸せすぎませんか。。
またも上記HPの写真をみてもらうとわかるんですけど、浴槽内に木の棒が横たわっているのが見えると思うのですが、この棒から景色側に向かって床高が高くなっていて、木の棒に頭を乗せて寝転んだような状態で景色を堪能できるんですよ。この日の湯加減はそこまで熱くなく、どちらかといえばぬる湯に近い状態だったんですけど、貸し切りではないので時間を気にせずにずっと入っていられて、本当に極上の幸せでした…。私は今回休みの日の土日を使っての宿泊だったのですが、夜8時くらいだというのに他にだれも入ってこなくて、文字通り貸し切り花見風呂を堪能させていただきました。いや本当に最高だった…。これを目的にしてまた春に絶対来るぞ!と心に誓った瞬間でしたw
ちなみに、特に桜を狙って予約したわけじゃなくて、本当にたまたま行った日がちょうど桜が満開の日だったんですよ…自分の強運っぷりにびっくりしましたw
清潔な洗面所は快適
上述のとおり私が今回宿泊した部屋にはトイレや洗面所がないのですが、別できちんとした洗面所が用意されていました。

昔ながらの湯治宿なんかだと、洗面所は廊下の一角に昔ながらのそのままになっているようなところもあるのですが(それはそれでいいけれど)、この旅館はリフォームしたのかモダンな雰囲気の洗面所で、思わず長居してしまいたくなってしまいそうな空間でした。

その理由のひとつとして、なんとマニキュアのセルフサービスがあったりするのです!これはあまりないサービスですね、些細なことですが嬉しいです。ここで使って下さいという注釈はありましたが、清潔で綺麗な空間だからこそ、のんびりネイルをするのもまた良かったりして。
屋上から青根を一望
ここの旅館は、そんなに建物の高さがあるわけではないのですが、屋上が解放されており、青根の山々を一望することができます。
屋上に出るとこんな景色が。

連なる山々が見えます。下の方にちらっと桜が見えていますが、山の中にもよく見ると山桜がぽつぽつ咲いていました。そんな中でウグイスが鳴いていたりして…春ですねぇ。
今回は春に訪れましたが、今度は紅葉の季節もいいかもしれないですね!

そして、これはもしや夜は満点の星空が…!?と思って、かなり期待していたのですが、(晴れてはいたのですが)降るような満点の星空というわけではありませんでした。というのはこの日は月齢が満月に近くて、月明りが光々としていたからかと思います。とはいえ星はたくさん出ていて、夜だというのにしばらく屋上でぼーっとしていました。それもそれで、良い時間。
食事
お食事は夕食、朝食いずれも部屋食での提供でした。ひとりだしコロナ渦だし、部屋で気兼ねなくゆっくり食事をとることができるのはありがたいですね。部屋食ということもあってこの旅館を選んだ、というのも実はあります。
食事の前に、実は別注で山菜の天ぷらが注文できると聞いて、迷うことなく事前オーダーしておきました。山の宿ですし、ちょうど春だし、山菜が食べたいと実は旅のあいだ中ずっと思っていてw正直、今まで泊まった他のお宿と比べてお値段はそこまで張らない旅館なので、お食事は期待していなかったのですが、オプションでつけられてるのであれば!ということで注文しました。
注文はいまどきっぽくネットでお部屋から行います。館内案内にQRコードが付いていたと思うのですが、それを読み込んで注文します。
夕食
食事はあまり期待していなかったと上述しましたが…先に謝っておきますw控えめに意ってめちゃくちゃ良かったです!「最高すぎない?」って何度心の中でつぶやいたかw私が写真取り忘れているだけかもしれませんが、お品書きはありません。

食事全景(?)を撮ろうとしたけれど写しきれませんでした。これがテーブルの右側。

ちょっとピンボケしていますが、これがテーブルの左側。ご飯・味噌汁と焼き物、デザート、なにやら紙袋までありますね。
まずは温かいうちに天ぷらをいただきます。

あまり天ぷらに詳しくないのですが、タケノコ、こごみ(orぜんまい?)、ふきのとうあたりはわかりました。コシアブラもあったかなぁ。でも何でもいいんですw、とにかく美味しければ。抹茶塩でいただくというのもいいですねぇ。天ぷらは塩派です。

いわゆる先付などですかね。山の宿なのに刺身?と思うかもしれませんが、鱒はこの青根温泉がある川崎町でとれる川魚ですね。以前宿泊した「不忘閣」でも出てきた地のものですね。

もちろん山菜も入っています!このこごみ(?)も春の香りがしてとても美味しくいただきました。

おしのぎでお蕎麦。地元のお蕎麦でしょうか。白髪ネギと一緒につるつるといけちゃいます。もっと食べたかったw

食べかけ失礼!お麩と豚肉の味噌鍋(といえばいいでしょうか)です。お味噌というのが珍しいですよね。このあとのお椀もですが、色の濃い赤味噌が使われています。このお味噌が豚肉と合う!お麩や豆腐など、比較的素材の味が淡泊なものが具材となっていますが、だからこそ味噌味がちょうど良くて!最後は卵を落として卵とじのようにして〆ます。最高です。とても美味しくいただきました。

御飯はなんと白米ではなく、豆ご飯に佃煮が乗っています!こういう些細なところが嬉しい。お椀の赤味噌のお味噌汁とも合います。

焼き物は牛と野菜。夏先取りのような素材ですが、なんといっても牛が柔らかくて、味もしっかりあって旨味が口の中で溢れました。
デザートはガトーショコラと抹茶の…これはなんだっけか。失念してしまいました。すごく柔らかかった記憶はあるのですが。
そして謎の紙袋の中身は…お夜食として、キャラメルスコーンでした!写真撮るのを忘れてしまったのですが。別注した天ぷらを除いたとしても、これだけの量が出て、しかもお夜食まで出るなんて!「料理でおもてなしをする」という気持ちが伝わってくる夕食でした。本当に大満足!
朝食
夕食を堪能してめちゃくちゃお腹いっぱいになった次の日の朝食…もちろん期待しないわけにはいきませんw

まだ食べていないのに、まず見ただけで「最高の朝食だ…!」と思いましたw
定番のサラダ、卵焼き、温泉卵、鮭などの定番(だけど間違いなく美味しい)に加えて、お味噌汁が鍋台に乗っていて、温めながら食べられるのも嬉しい。

真ん中の小鉢3種はこんな感じ。特にこんにゃくとレンコンの味付けは、白米にめちゃくちゃ合います。そして温泉卵に漬物に納豆に鮭に…もう白米が止まらなくて、、おひつほぼ空にしてしまいました、ひとりでwそれだけで、この朝食がどれだけ美味しいかわかるかと思います…!
また季節を変えて泊まりたい
今回はじめてこの「山景の宿 流辿」に宿泊しましたが、温泉、食事、設備、どれをとっても満足度がかなり高いお宿でした!部屋は一番シンプルなやつでしたが、ひとりであれば十分で、なによりも良いお湯とすばらしい食事が満足度をグッと上げ、さらに屋上が解放されていたり、予約なしの誰でも使える貸切風呂があったりと、つかず離れずのような寄り添うような接客はないですが、適度に距離感はありつつも設備的なところやお料理なんかで「おもてなし」を感じられる宿でした。
また思いがけずちょうど桜が咲いている季節に宿泊となりましたが、花見をしながらの温泉は極上でしたし、また季節を変えて何度も宿泊したい宿となりました。
春の温泉花見旅~前編~

冬に行った青根温泉があまりに楽しく、そしていいお湯ですっかり気に入ってしまい、雪がとけるのを待ってノーマルタイヤでも行ける季節になったところでまたも青根温泉に旅に出ました。意図せずちょうど花見の時季と重なり、とてもいい季節の温泉旅。だいぶ遅いですが振り返っていきたいと思います。
冒頭にも書いたように、今回は車での旅。せっかく車での旅で自由が利くので、行ってみたかったパン屋さんに立ち寄ってお昼ごはんを調達することにしました。ひとり旅で困ること(といっても慣れてくるとほぼ困ることはなくなりますが笑)のひとつにご飯問題があると思うのですが、車での旅だとテイクアウトして公園や車で食べるようなこともできるので、楽です。とはいえせっかくの旅なので、コンビニ飯は避けたいところ。
ランチ ノワールベーカリー
今回立ち寄ったのは、仙台市泉区加茂にある、ノワールベーカリー。
店内は狭く、大人4,5人が入ったら身動きが取れなくなりそう。ということで、人数制限がかかっており、順番に並んで入店できるのを待ちます。
ここはなんといってもカレーパンが有名。他にも狭い店内にパンがびっしりと並べられていました。チェーン店のパン屋とは違い、ちょっとずつ色んな種類が置いてある印象。
私がチョイスしたのは、名物のカレーパンと、無花果のサンド、そしてキャラメルスコーン。


カレーパンはちょい辛口。パンの生地はもっちりしていて弾力があって、いつまでも噛んでいたくなってしまうwこれを目当てに来る人がいるのも頷ける。
無花果のサンドは、胡桃と無花果の相性が抜群!サンドウィッチとはいえパンズがハード系なのもポイント高いです。パンズのもちもちという食感と胡桃の食感、そして無花果の、甘みが口に広がる、またリピートしたい4品。
キャラメルスコーンは、キャラメルの香りがすごく良かったんですけど、お値段の割にはちょっと小ぶりかなぁ。美味しくてあっという間に食べてしまったので、もう一回り大きいのを希望w
お腹いっぱいになったところで、青根温泉に向かいます。
湖畔でお花見
が、途中「みちのく湖畔公園」があるので、そのへんで桜なんか見れたりしないかなぁ、と淡い期待。かといってわざわざ湖畔公園に入園料出して入るような時間はない。
そしたら

咲いてた🌸

ちょうど仙台側から湖畔公園に向かうちょっと手前にチェーン装着場(とはなってなかったけど)みたいな場所があって、そこからの景色。よく見ると湖の向こうにも桜が咲いていて、あたり一面満開のようでした!
ひととおり満喫したあと、青根温泉目指していくぞ!と思い車を走らせたのも束の間、今度は「みちのく公園休憩所」という看板が見えたのですかさず入りますw

おおお!きれい!!天気も良くて花見日和です!
私自身、みちのく湖畔公園は幼少期から何度も来たことがあるのですが、その手前にあるここ「みちのく公園休憩所」には今回初めて来ました。とっても小規模な道の駅みたいなところで、実際は駐車場と公園(といっても遊具があるとかではない)がメイン、プラス軽食がちょっとできるような感じみたいでしたが、中に入らなかったので実際どんな感じかはわかりません。

たまたま通りかかったからわかりましたが、本来こんなところにこんな花見スポットがあるとは思わず、家族連れでお花見しているグループが一組いたくらいで、あとは私のようにたまたま通りかかったような人たちがパラパラいた感じ。散歩しながらゆっくり花見ができました🌸湖畔公園に入らなくても、湖畔にこんないい場所があったとは。
ちなみに道路挟んで向かいには、みちのく公園里山地区の入り口がありました。昔からこんなエリアあったかなぁ。私は行ったことがありません。
花見を堪能したので、ようやく出発w青根温泉を目指します。といってもチェックインにはまだ時間があるので、近くの日帰り温泉施設「じゃっぽの湯」を目的地にし、まずはひとっ風呂という計画です。
じゃっぽの湯でひとっ風呂
「じゃっぽの湯」までは車で約20分。後半5分くらいは、山登りです。ヘアピンカーブの連続で、若干ドキドキしながら進みます。後続車いなくて良かったー(煽られなくてもプレッシャーになるので、そういうときは譲っちゃいます)。
「じゃっぽの湯」はいつGooglemapのライブ情報をみても「混んでいます」となっていたので、覚悟して行ったのですが、、、やっぱり混んでいました。洗い場の数も多くはなく、湯船もそこまで大きくはないので、”入れ替わり立ち替わり”といった状態。青根温泉特有の無味無臭に近い透明なお湯をゆっくり堪能することなく、また休憩室のようなところもないため、結果慌ただしく出てきてしまったような感じでした。
平日にいけばまた違うんでしょうけどね。
思ったよりもじゃっぽの湯を堪能できませんでしたが、少し車のなかで時間を潰して、本日の宿へ向かいます。
中編へ続く!
青根温泉「不忘閣」で贅沢な温泉満喫旅~後編~
「不忘閣」1泊旅。今回は後編になります。前編はこちら↓
食事
お食事は朝夕ともに個室でいただきます。こんな雰囲気のある通路を通り、障子を開けると個室になっていました。

夕食
夕食は18時から。案内いただいた個室に入るとすでに一部献立が並んでいます。

席につくと飲み物のオーダーを聞かれたので、テーブルに並んだお料理を見て「日本酒だ!」と笑。せっかくなら地のものを…と思い、青根温泉でつくられたという純米大吟醸をチョイス。

美しい酒器。私は普段日本酒はあまり飲まないのですが、このお酒はさっぱりとして飲みやすくて、グビグビいきそうで危険でした笑。よく冷えていてお料理にもとても合って、おいしくいただきました🍶
本日のお品書き。

先にならんでいたのは先付と八寸、酢の物。

先付は銀杏豆腐と柚子釜焼茸ポン酢和え。この、きのこ×柚子×いくらの組合せが香りよく、もっと食べたい!と思うほどでした。

八寸は、ひとつひとつが丁寧につくられているのがわかります。そしてお酒に合う!秋刀魚のみぞれ煮や公魚(わかさぎ)など、(山の上なのに)魚が多い印象ですが、どれも絶品。他にも茄子のゴマ和えがシンプルに美味しくて。勿体なくてちびちび食べていました。八寸までですでに高まる満足度。

順番戻りますが、食前酒の柿ワインと、お品書きでは後半に書いてあった酢の物の鯵南蛮漬け。柿ワインは柿の香り広がるジュースに近いようなワイン。鯵の南蛮漬けはレモンをちょっとしぼってさっぱりといただきました。
…と楽しんでいる間にお造りがきました。

蛸、鱒、鯛、甘海老。一見わからないのですが、蛸の表面がほんのすこーしだけ炙ってあったんですよね。お造りでさえそうやって手が込んでいるんです。地元蔵王で捕れた鱒も美味しく、口の中に広がる甘みを堪能しました。

伊達椀は鱸の塩焼と沢もだし。この鱸の塩焼が焼いてあることによって風味がよく、身も口の中でほろほろと崩れつつ旨味が広がるので、非常に美味しかったです。沢もだしってなんだろう?と思って調べたら、きのこなんですね。こういう、普段食卓ではお目にかかれない食材がでてくるのもいいですよね。山の温泉ならでは。
椀を持ってきていただいたタイミングで台物に火を付けてもらった記憶。この日は塩ちゃんこ風寄せ鍋。あの…私ちゃんこ鍋って食べたことがなくて。鶏だしなのがちゃんこの特徴なんですかね。味付けがとても好みで、もっと食べたい!と思ったほどでした笑

凌ぎは、川音亭の手打ちそば。川音亭は、川崎町方面から青根温泉に登っていく道のりの途中にあるお蕎麦屋さん。そこから仕入れているということでしょうね。人気店で、土日は混むらしいという噂は聞いたことがあるのですが、ここで食することができるとは思いませんでした。コシがすごくあるお蕎麦というわけではありませんでしたが、喉越しよくツルツルといけちゃいます。

続いては煮物。万年もち米万頭。もち米独特のねっとりとした食感と、お出汁の味付けの組み合わせは間違いありません。なんか、、こういうシンプルなお料理にこそ、おいしさが宿るなって思いました。シンプルだけど、めちゃくちゃ美味しかったです。

焼き物は鰆の西京焼き。そしてつぶ貝のバター焼き。西京焼きの濃いめの味付けが鰆とよく合います。つぶ貝のバター焼きは説明不要ですよね、絶対美味しいやつ(笑)

そろそろ終盤かな…?と思いながらお品書きを見ると、まだあるという。かなりの品数で嬉しい。
茶碗蒸しと御飯と味噌汁、そして写真はありませんが香の物がきました。味噌汁はなめこ汁。…もうね、お腹いっぱいなのに箸が止まらないんですよ!美味しくて!!御飯と味噌汁と香の物というシンプルな構成なのに。


最後、デザートは栗プリン。自家製なんですかね。お品書きにあるように濃厚で美味しい栗プリンでした。お茶と一緒にいただきました。

品数多く、一品一品が本当に美味しいから夢中になって食べているので、どんどん食べれてしまう夕食でした。本当に美味しくいただきました!
朝食
朝食も(たしか)夕食と同じ個室でいただきます。個室に入ると、すでにメニューが並んでいます。
刺身こんにゃくにサラダ、鮭とかまぼこ。そしてデザートのオレンジ。

真ん中の長方形のを開けると、ご飯のお供たちが3種類も鎮座しています。これはご飯おかわりの予感…!

右上の小鉢は、ふたを開けると油揚げ+がんもどき??のような1品。

そしてこれだけではなく、湯豆腐と温泉卵、そして香の物もあります。これにご飯とお味噌汁ですからね…!最強の旅館の朝食でしょ。間違いないんですよ、ほんとに!

夕食でも思ったんですけど、ご飯の炊き方が最高なんですよね!何故だか家で食べてるのと違うんですよねぇ。同じひとめぼれなんですけど。上等なひとめぼれを仕入れているのか、それともやはり炊き方なのか…。朝食は特に、”ご飯のお供”がたくさんあって、結局ひとりでおひつを空にしてしまいそうになるほどご飯をおかわりしてしまいました。本当に美味しかった…!
食べかけで恐縮ですが、湯豆腐も王道ながら間違いない具材たち。

この後何杯も食べたご飯。そしてお味噌汁。

朝食も夕食も、本当に大満足でした。個室でゆっくり自分のペースで食べることができたのも、良かったですね。
歴史に触れる
不忘閣は歴史ある旅館で伊達家とも縁があるので、古い調度品や歴史的価値のある品々を拝見することができます。歴史好きならずとも見ていて面白いものがあったので、ちょっとだけご紹介。
おやすみ処
正確にいうとおやすみ処の近くに置いてあったものですが。
タバコ?の自販機でしょうか。コインを入れるところはわかりますが、どこからどうやって出てくるのか??

この見たことのない代物はなんだろう?とよく見たら…

酒燗兼湯沸し器、とのこと。「河野式」でググってみたら、コーノ式珈琲サイフォンというのが今でもあるらしく。もしかしたらその会社が昔生産していたのかもしれませんね。違ったらごめんなさいですが。

青根御殿の見学会
不忘閣では、毎朝8:50~青根御殿の見学会があります。外からみると別棟のように見えますが、渡り廊下のような通路で繋がっているので外靴に履き替えなくてもそのまま行けます。
伊達のお殿様ゆかりの品々が展示してあり、女将さんが解説をしてくれます。


学芸員資格持ちとしては、保管方法これで大丈夫なのだろか…と多少心配にはなりましたが余計なお世話ですね…笑
貴重な紙の資料もたくさんありました。古い宿帳も残っていて、写真にはありませんが与謝野晶子も宿泊しているそうです。


照明も素敵でした。

この青根御殿にある調度品や資料だけでも、下手なそのへんの博物館よりよっぽど面白いなと思ったり。朝食後という、最後にお風呂に行ったり帰り支度をしたりと、ちょっとバタバタしがちな時間帯ではありますが、一見の価値はある見学会でした。
チェックアウト
帰りは10時チェックアウトで、そのまま帰りもアクティブリゾーツまで送迎いただきました。来た道を戻る感じなので、アクティブリゾーツから高速バスに乗り、仙台方面へと帰路につきました。
今回、初めて青根温泉に宿泊し、ずっと行ってみたかった不忘閣に1泊しましたが、湯巡りできるいくつもある温泉も、食事も、そしてスタッフの方の気遣いも、何もかもが大満足でした。不忘閣はひとり泊だと休前日は基本取り扱いがないようなので、平日に休みをとっての宿泊になりますが、のんびり湯巡りしつつ、歴史浸りながら美味しい御飯を食べるという、ひとり泊を存分に楽しめる旅館(むしろ湯巡りで忙しいまでありますが、、笑)だったので、また時季をみて宿泊したいと思います!
青根温泉「不忘閣」で贅沢な温泉満喫旅~前編~
宮城県川崎町の山の上(川崎町自体が山にありますが)に位置する青根温泉「不忘閣」は、かの伊達政宗も浸かりにきたという伝統ある温泉旅館。少し前になりますが、ある冬の日に、またも有給を利用し贅沢な温泉三昧の旅に出ました。
1泊の滞在でしたが、大満足の2日間になりましたので、前後編の2回に分けて書いていきたいと思います。
宿へは当初、車で行くことも考えましたが、冬山を私の拙い運転で登るのは不安が残るため、安全を優先しバスで行くことに。
15:00のチェックインに間に合うよう、お昼過ぎに仙台発の高速バスに乗ります。まずは乗車前に腹ごしらえ!笑
ブレアハウスで洋食ランチ→高速バスで移動
仙台の街中にある勾当台公園のすぐ近くにある「ブレアハウス」というイタリアンレストランでランチにします。このお店はイタリアンの定番メニューをリーズナブルな価格でいただけるお店。そしてメニューの種類も豊富なんです!私の口は早々に決めていました。今日はオムライスだ!と。

ソースも数種類から選べるのですが、いつもデミグラスにしてしまいます。ランチセットなのでスープとサラダ、あと写っていませんがドリンク付。いわゆる最近はやりのとろとろっとしたオムライスではなく、かといって固すぎるわけでもなく、ちょうど良いふわっとした卵とチキンライス、そしてデミのバランスが本当に大好きで、ブレアハウスにくるといつもオムライスを頼んでしまいます。パスタや他のメニューも美味しいんですけどね。
お腹がいっぱいになったところで、遠刈田温泉行きの高速バスに乗ります。仙台駅前のバス停から乗ってもよかったのですが、せっかく勾当台公園近くに居たということと、平日金曜日とはいえ週末の温泉地行きのバスはもしかしたら混み合うかも…?という懸念もあり、始発の県庁市役所前から乗車しました。約1時間少々のバスの旅。
※走行ルートはこのとおりだったかはわからないけど、村田町は通っていた気がする。
終点のアクティブリゾーツ宮城蔵王で降車します。すると各旅館に向かうお迎えの車が何台か停まっており、そのなかに「不忘閣」さんのもありました。宿泊の数日前に電話連絡をして「何時の高速バスに乗ってアクティブリゾーツで下車します」と伝えており、その時間にあわせてお迎えにきていただけました。ちなみにチェックインが15時だったので、アクティブリゾーツに14時42分着の高速バスに乗りましたが、降車したらすでに待っていただいていました。ありがたい。
不忘閣までは10分くらいの乗車でした。アクティブリゾーツもまぁまぁ山なのですが、青根温泉さらに山の上。地図をみてもわかりますが、途中くねくねした山道を走ります。そして道路の脇には雪も残っており、自家用車で来なくてよかった…とすこしホッとしましたw
チェックイン
15時すぎにチェックイン。ロビーでお部屋とお風呂について説明いただきます。なんせ不忘閣はお風呂だけで5種類!それぞれのお風呂の場所も離れていたり、貸し切りだったり、入る時間が決まっていたりと、なかなか複雑です。全制覇するためには、この説明を聞きながら攻略法を考えないといけないですから!でも1回の説明ではなかなか覚えられなかったので、説明いただいた紙を写真に撮って、それを見ながら攻略していきましたw
時間も書いていただいたので、これを見れば1発。

お部屋
チェックインが済むと、そのまま説明いただいた仲居さんの案内でお部屋へ。ちなみにこのとき案内してくださった仲居さんがとても親切で、「青根はここ数日寒いから、浴衣の上に羽織を着て歩いてくださいね」と気遣ってくださったり、館内ですれ違ったりするときには「蔵湯(貸し切り湯)入れましたか?」と声をかけてくださったりして、滞在中の心配りがとても素敵で。皆さんにそうやってらっしゃるのかもしれませんが、私がひとり客なのをもちろんわかっていらっしゃったと思うので、すごく嬉しかったです。
部屋に行くには、この扉の先の長い階段を上りきらないといけません。。。

ちょっとした登山w何度もお風呂にいくと1日に何往復もしないといけないので、ちょっとしんどいですが、往復しなくても良いようにお風呂の近くにおやすみ処のような場所が設けられているので、お風呂をはしごするときなんかはそこで休憩したりしながら滞在すれば、そこまで苦ではなかったです。
通していただいたお部屋はこんなかんじ。ひとりなので十分広い。
土間から上がったところにはお茶セット台(?)も。昔ながらの温泉旅館という感じで、テンション上がります。
襖を開けた窓からの眺めも最高でした!!夜は星がみえるかなぁ、なんて思いましたが、ちょっとこのあと天気が悪くなってきちゃったのであまり見えず。
さて、山を眺めるのもよいですが、6種類のお風呂を制覇しないといけませんので、早速お風呂にいきます!
6種類の温泉
御殿の湯(大)(小)
貸し切り湯には洗い場がなかったりするので、まずは洗い場のある御殿の湯(小)に行き、身体を洗ってさっと湯に浸かります。
貸し切り湯ではないので写真はありませんが、小のほうは木で作られた小さめの浴槽で、何人か入るといっぱいになってしまいそう。幸いにも私が入ったときは誰もいらっしゃらなかったので洗い場も気を使わずに使えてラッキーでしたが。あと、こういう旅館てボディーソープやシャンプーってそんなに種類ないと思うのですが、ここには3種類くらい置いてあってびっくりでした!ここにしか洗い場ないからかな?
御殿の湯は大小2つありますが、時間での男女入れ替え制。大、のほうは夜に入りにいきましたが、小の浴室をそのまま大きくしたような空間でした。
亥之助の湯
御殿の湯(小)をあがると、貸し切り湯のひとつ、亥之助の湯が空いていたので、早速入ります!鍵をかけると、その先は完全貸し切り。ひとりでも無料で貸し切り風呂を使わせてもらえるという贅沢さ。
細い外廊下を通ると、ひとつの灯り。この先に小さい空間があって…
そこには自分の背丈より小さいくぐり穴のようなものが。ここをくぐると、、
小さい小屋のような空間に小さい浴槽が!!

めちゃくちゃ良い雰囲気!みての通り小さい浴槽ですがひとりなので問題無し。外がちょっと見えるようになっている半露天のようなタイプで、外気を感じながら温泉独り占め。金曜日の夕方にひとり貸し切り温泉。幸せすぎる。仕事してる同僚のみんな、ごめんよ。
本当はゆっくり浸かっていたい気持ちもあったのですが、貸し切りなのであまり長居せず…というか正直熱くてそんなに長湯はできません!この浴槽は温度高めでした。でも気持ちよかった。夜になったらまた空いていたので、もう1度入りました。

夜も雰囲気があってとてもよかったです。
大湯
この旅館一番の名物といってもいい、大湯。私が滞在した間も人気で、常に誰かが入っているような状態でした。しかも男女入れ替え制なので、タイミングを逃すと入れない。私は夕食前と、翌日チェックアウト直前の二度ほど堪能しました。
貸し切りではないので写真は撮っていませんが、不忘閣のホームページに写真がありますのでそちらを是非。この旅館全体的にいえることですが、水面への照明の当て方がめちゃくちゃ綺麗で。大きな梁と大きな浴槽に、きらきらと光る水面。温度は亥之助の湯よりぬるめで、時間さえ許せばずーーっと入っていられるな、というお風呂でした。
もうひとつ、この「大湯」の特徴として、入り口を入って階段を下がっていったところに浴槽があるんですれども、特別”脱衣室”のような場所がなく、浴槽空間の端のほうに篭が並んでいて、そこで着替えるという仕組みです。昔ながらの感じなんでしょうか。今までこういう”脱衣室なしタイプ”は群馬の四万温泉の積善館(千と千尋の湯屋のモデルになったんじゃないか?といわれている旅館ですね)にある「元禄の湯」で経験はありましたが、宮城県内の温泉では初めて。そのときは脱衣室がない、ということに面食らいましたがw、一度経験済みだったので今回はすんなり(?)受け入れました。初めてだとちょっとびっくりするかもしれないですね。
新湯
「大湯」と並び政宗の時代からあるという「新湯」は、男女入れ替え制で、私が滞在したときは女性は夜8時~でしたので、夕食をいただいたあとに入りに行きました。この御殿の湯(大)も歴史あるお風呂で、それこそ政宗の時代があると仰っていたような。
新湯は、大湯や亥之助の湯があるエリアからちょっと離れた、奥まった場所にあります。ちょっとした階段を下りて、『日本秘湯を守る会』の提灯の下がった先を進みます。静かでちょっと厳かな雰囲気…。

「新湯」と表示がある扉を開けると、脱衣室があります。
こちらも貸し切り湯ではないため写真はありませんが、浴槽自体は小さく、4人入ったらいっぱいになるような大きさ。しかしながら、石造りの本当に歴史を感じる空間でした。同じく歴史ある「大湯」は、浴槽の縁(?)は石造りでしたが、浴室自体は最近建て替えられた新しいものでしたが、こちらの「新湯」は空間そのものに歴史を感じました。実際どうなのかはわかりませんが、「新湯」のほうが古いんじゃないかな、というのは一目瞭然。名前は”新”湯なのに。この空間に何百年前から人々が癒やされてきたんだな…と思うとなんとも感慨深いものがありました。
私が入ったのは夜でしたが、浴室内に照明がほぼなく、かなり暗い中での入浴でした。このあと紹介する蔵湯も含め、どのお風呂も照明に拘りを感じたのですが、「新湯」についてはあえて暗くしているのかもしれません。それがまた良く、静かな暗い空間でのんびりお湯に浸かることができました。
蔵湯
さて!お待ちかねの蔵湯。蔵湯はフロントのところにある下記の札をゲットできたら入れるのですが、湯めぐりしながら何度も観に行ったのですが、なかなか空いておらず。
でも入らないでチェックアウトするのは絶対に嫌だったので、あまり人が行かないようときに…と考えて、夕食のすぐ後に見に行ってみたところ、ビンゴ!早速入りにいきます。
蔵湯への入り口に札を置いて、鍵を閉めて細い廊下を通ります。

すると、(写真ではわかりづらいですが)半分外な空間に蔵が並んでいる、なんとも厳かな雰囲気。写真はありませんが、蔵の間に大崎八幡宮の御札が置いてある小さいお宮があったりして、夜だったのでちょっと雰囲気に飲まれそうになります、、、笑
ビビりながらも進んでいくと、蔵の重厚な扉と、「秘湯守る会」の提灯。


扉を開けると…
おおおおお!!これを独り占めできるというのは、、贅沢すぎません?最高だー!
この蔵湯も大湯と同じく、脱衣室のような空間があるわけではありません。でも問題ありません、だって貸し切りだもの。
脱衣篭が置いてある側から撮った写真。十字に伸びる梁と、上から注がれる光できらきらする浴槽。湯船に入らずに思わず見とれてしまうほどです。
お湯は透明に透き通っているので、浴槽の中まで光が届いています。実際入ってみるとやや熱めの温度なので、あまり長くは入っていられませんが(そういう意味では大湯はぬるめでちょうど良く、長湯できそうな温度でしたね)、時間制限があるのでちょうどよいのかもしれません。もしかしたら貸し切り湯はあえて熱めの温度設定なのかな?と思ったり。

湯に浸かり、高い蔵の天井を見ながらこのお風呂に入ったとき、「贅沢だなぁ」と心底思いました。有料の家族風呂とかになってもおかしくないくらいの空間を、空いていれば(時間制限はありますが)私みたいにひとり泊の人間にも無料で入らせてくれるのは、本当にありがたいです!
梁には仕口の痕があったので、もしかしたら古材を使った梁なのかなぁ、などと、高い天井と梁を眺めながら考えを巡らせたりしました。

お休み処
各お風呂は上の方に貼った館内図をみてもはわかるように固まった場所にあるのですが、いかんせん客室からは遠い。そこで、このおやすみ処を利用することで、客室をいったり来たりしなくとも湯めぐりができます。
セルフサービスでお茶やコーヒー☕、ちょっとした柿ピーなんかもいただけますが、なんとお酒も置いてあるんです。なかなかないですよね。

ちなみにこの旅館は客室にWi-Fiはないのですが、ここおやすみ処ではWi-Fiが繋がります。みなさん同じく湯めぐりをしていらっしゃるので、ここおやすみ処も常に人がいてなかなか一人でゆっくり、というわけにはいきませんでしたが、夜は人がいなかったのでここでのんびりさせてもらったりしました。
後半につづく。
ひたすら海鮮!宮城沿岸で海の幸を貪る旅④〜気仙沼day2編〜
女川から北上し気仙沼に1泊したのが前回まで、でした。
今回は旅の2日目にして最終日、気仙沼を満喫します。といっても帰りの時間があるため、約半日の気仙沼観光となりました。
今日は気仙沼の最終目的地として、気仙沼大島へ渡ります。まずは、「迎~ムカエル」というショッピングモールというか観光施設を目指しました。
10:30 迎~ムカエル~
近くの駐車場に車を停め、ふらっと立ち寄り。カフェがあったり、ラジオブースがあったり、あと大島への船の発着所があったりします。本当はここに入っているカフェでコーヒーでも飲みながらまったりしようかな~と思っていたのですが、ホテルの朝食が豪華でまだお腹がいっぱいだったので断念しました。
あと、本当はこのあたりでお昼御飯を調達しようと思っていた(テイクアウトの海鮮丼があれば買いたかった)のですが、まだ午前中だったというのもあってか、そういうものを売っているお店がありませんでした。近くの「生鮮館やまひろ」さんとかもありそうな雰囲気はしていたんですけどねー。当てが外れました。
11:00 気仙沼海の市
その後、散歩がてら徒歩で「気仙沼お魚いちば」を経由して「気仙沼海の市」へ。
「気仙沼お魚いちば」はその名の通り海産物やその加工品を販売している場所でした。どちらかというと観光客向けですかね。私はちらっと覗いただけで終わってしまいましたが。
「気仙沼海の市」も同じく海産物や加工品、あとお土産もかなり充実しており、そのようなショップが並んでいます。気仙沼のお土産はここに集結している感じでしょうね、ここで手に入らないものはたぶん気仙沼どこでも手に入らない気がします(笑)ちなみに「気仙沼シャークミュージアム」も併設されています、私は入りませんでしたが。

映画『護られなかった者たちへ』のロケが気仙沼で行われていたとのことで、写真展のようなものが開催されていました。映画、まだ観れていないんですけど、そのうち観よう。
そしてこちらも。

朝ドラ『おかえりモネ』展も開催されていました。これも私は一切観ていないのですが、無料とのことだったのでちらっとだけ拝見させていただきました。

オープニング映像で使われた布(?)とのこと。
いずれの作品も清原果耶ちゃんが出演されていますね。妙に気仙沼ロケに縁のある女優さん。笑
12:00 気仙沼大島へ
さて、本日のメイン。私が気仙沼に来たかったもうひとつの理由、それは気仙沼大島に渡ること!数年前までは船でしか渡ることができなかった大島ですが、2019年に橋がかかったので気仙沼から気軽に渡れるようになりました。
車を停めていたムカエルの近くの駐車場まで戻り、車で大島のウェルカムターミナルを目指します。
この日はちょっと曇りで(近くの駐車場に一度車を停めて撮りました)。

橋を渡ると、あっという間にウェルカムターミナルに着きました。

ここも『おかえりモネ』推しですね。駐車場は満車で、第2駐車場に停めました。どちらかというと道の駅のような雰囲気です。レストランなんかも併設されていますので、ここで御飯を食べるのも良いかもしれません。私はお店でこれを購入。

雑な写真ですが、、うにおにぎりと、気仙沼パン!海鮮とはいかないランチになってしまいましたが、これはこれで美味しくいただきました。気仙沼パンは他にもいろんな味があったので、他の種類にも挑戦してみたいです。
大島に上陸したはいいものの、やはり陸続きだと島に来た感は薄れますね…(笑)その後は小田の浜海岸のほうまでちょっとだけ車を走らせ、あとは帰路につきました。
旅の満足度★★★★☆ ホテルが最高!海鮮も満喫できた
「海の幸を貪る度」と称した2日間の気仙沼の旅。とにかくホテルが最高で、ホテルに滞在しただけで御飯も景色も気仙沼を満喫できたので、旅の満足度はかなり高かったです!1日目に女川で食べたお寿司もものすごく美味しかったし、2日目には滞在時間は短かったですが悲願の大島に渡ることができて、目的も達成できました!
しかし2日目、時間がない中でダラダラと(?)お土産屋さんを見て歩くだけになってしまったのはちょっと勿体なかったかな。私は性格上、ひとり旅のときは行程を全て事前に決めた上で行きたいタイプなのですが、もうちょっと練った方が良かったかなぁと思ったのでそこは☆マイナス1。
ただ気仙沼は海鮮は美味しいですし、まだまだ行けていない場所もたくさんあります。いつか気仙沼大島の休暇村に泊まってみたいなぁとも思っているので、また気仙沼に旅に出たいなと思います!
ひたすら海鮮!宮城沿岸で海の幸を貪る旅③〜気仙沼ホテル編〜
女川から北上し、気仙沼を目指すドライブ旅。今日は宿泊したホテルについてたっぷりとレポートします。
- ホテルチェックイン
- お部屋
- ご飯の時間まで海を眺める黄昏時
- 夕食は気仙沼の味を堪能
- お風呂 清潔な大浴場で優雅な貸し切り風呂
- 朝食 気仙沼の味を朝も贅沢に
- 総括 本当に最高なオーシャンビューとお食事!ホスピタリティもすばらしい
- おまけ お夜食に道の駅で買ったお刺身を
今回宿泊したのは、「はまなす海洋館」という海のそばに建つホテルです。
実は私、ずっとこのホテルに憧れていて。(失礼に聞こえたら申し訳ないですが)そんなめちゃくちゃにハイクラスなホテルではないのですが、とにかく海が部屋から一望できるということと、ご飯がとても美味しいということで、いつか泊まってみたいという気持ちだけがずっと募ってはいたのですが、いかんせん気仙沼…ちょっと遠いんですよね…。でもやっぱり美味しい海鮮を食べて、海の音を聴きなからのんびりする…旅好きとしては、もうどうしたってそれをやってみたくて。笑
気仙沼に訪れることがなかなかなく、宿泊する機会をずっと失っていたのですが、今回長年の夢を叶えるべくステイすることにしました。むしろこのホテルに泊まりたくて気仙沼行きを決めたくらいです。
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