旅する柿の種

旅に出たり、美味しいもの食べたりするブログ。一人旅多し。

東京旅行記2022秋

2022年の晩秋、とても久しぶりに東京を旅した。久しぶりの東京は刺激的でもあり、でも少し思うこともあったので、ちゃんとこの短い旅の記録を残しておきたい!と、日記のような旅行記を残しておく。年を越してしまったけれど。

1日目

朝、地元の駅から新幹線のある大きな駅に電車で向かっていると、ピアスと髪ゴムをしていないことにハッとした。昔から旅のときには「腕時計」「ピアス」「ウォークマン」が必需品で、最近そのリストのウォークマンが髪ゴムに変わった(ウォークマンがなくともスマホで代用出来るようになり、代わりに髪が伸びたので髪ゴムが必須になった)。腕時計は最近ウェアラブルのをほぼ24時間着けているので問題なし、他のふたつは電車の時間に間に合わなくなりそうでバタバタと家を出たのですっかり忘れていたのだった。もちろんピアスは無くとも問題はないのだけど、この旅でつけうようと思って買っていたものがあったのに。旅の教訓:持っていきたいものはピアスだろうがなんだろうが前日までに鞄に入れておくこと。

先行き不安になりながらも、どうしてもピアスと髪ゴムを手に入れたかったので新幹線の中で地図検索。10時過ぎに上野に降り立ち、調べた駅構内の3coinsに向かう。今回の旅は予定を細かく決めていて、あまり時間がないのでさくっと決めて購入。300円だし。改札に向かいながら包んでもらった袋を開けて右耳にピアスを着ける。改札を出る。左手に持っている左耳のピアスを………あれ?左耳の…上着のポケットに入れた?………ない。え、手に持っていたよね?少しだけ来た道を戻るが、ない。明らかに落とした。買って1分でピアス落としたの、人類史上最速じゃない?とか下らないことを考えつつ、戻って探す時間もお金も(改札を出てしまっているので入場料が掛かる)勿体ないので潔く諦め。ますます先行き不安。心にモヤが残るが仕方ない。

上野は何度か来ているが、Google mapをチラ見しながら通ったことのない道を進む。自分の現在地を確かめながら、もうすぐ見えて来るであろう目的地に少しずつ心が高鳴る。旅行の度に思うが、一番楽しいときって、目的の直前ではないだろうか。「旅行の前日の夜」「今から始まるライブの直前」など、”今から始まること”を目の前にしたときが一番楽しくてわくわくしている気がする。そして着いた目的地は、国立東京博物館。通称トーハク。

 

目的はもちろん、今最もチケットが取れない特別展のひとつ、東京国立博物館創立150年記念特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を観るため。チケットは発売日当日に職場の給湯室とロッカールームを行き来しながらなんとかゲットした。そのときは、正直こんなにチケットが取れないと騒ぎになっているなんて知らなかったのだが、あとからプレミアチケットだったと知り、そんなに貴重な展示ならばしっかりと観たいと思い、地元の図書館で国宝事典*1を借り、国宝展の目録PDFとにらめっこしながらひととおり作品の作られた年代や背景をさらった。我ながらこの予習はすごくよかったと思う。美術館や博物館は好きで興味がある特別展のときは観に行くことが多いが、正直いままでは観ても(余程予備知識がある内容でない限りは)自分のなかに吸収されずに通り抜けてしまっていた感じがしていた。それは興味がある/なしというよりかは、簡単にいうとその作品の”凄さ”がよくわかっていなかったからだ。その作品の背景がわかれば、もっと展示を観ることが自分のものになるのではないかと常々思っていた。今まではその日の思いつきで展覧会を観ることが多かったが、今回は行くと決まってから当日までそれなりの時間があったので、トライしてみた。

事前にTwitterの英知で、「ロッカーが埋まっていることが多い」「物販がめちゃくちゃ並ぶ」「中に入るのにも並ぶ」「展示も人気のものは人だかりになっている」などの情報を得ていたので、それを基にまずは国宝展の会場である平成館の前に本館に向かった。図録をどうしても購入したかったので、まずは本館のショップに立ち寄り国宝展の図録を購入。それと大きな荷物をまとめて本館のロッカーに入れた。10時半前の時点で本館のロッカーは十分空いており、身軽になってから平成館に行けたのはすごくよかった。ありがとうTwitter

本館の展示には(一旦)目もくれず、平成館に向かう。この時点でちょうど10時半すぎ位だったと思う。ものすごく並ぶことを覚悟していったが、3列形成だったからか10分くらいで入り口まで行けた。私はトーハクのWEBでチケットを購入したが、結構周りには紙チケットを持っている人も多くて、そういうやり方(コンビニで買うのかな)があることをそこで初めて知った。入り口に入ってQRコードを読み込んでもらい、エスカレーターで2階へ。

私は事前にアプリで音声ガイドをダウンロード済だったので、イヤホンをつけて準備…したかったけれど、会場内の電波が悪く、そもそもアプリがなかなか読み込めない。Wi-Fiも飛んでいたみたいだけど、パスワードが分からなくて困った(門で貰った案内の紙に書いてあった。のを後から知った)。じっと読み込みを待って、いざ展示へ。

ものすごい展示の量と、そこに群がる人。展示は二部構成で、第一部がいわゆる「国宝展」、第二部がトーハク150年の歴史。第二部になると人は結構散るが、第一部は特定の展示には人が何重にも。なのでじっくり観れないのもあった。屏風系とか、地獄草紙と呼ばれる地獄を描いた絵、あとは有名な土偶法隆寺宝物あたりは人気だなと感じた。でも、予習していたおかげで人があまりいない国宝を逆にじっくりみれて良かった。私が観たときは、たまたまなのか雪舟の「破墨山水図」の前にほとんど誰もいなくて、ものすごくラッキーだった。これは雪舟が弟子に与えるために描いたもので、そういう背景を知っているとより一層じっくりと観たくなるが、そうやってゆっくり観ていると本当に時間が足りなくなる。それでもかなりゆっくり観て、90分目安と言われている中申し訳ないけれど2時間半くらいかけて国宝展は観た。国宝に限らないことだけど、古墳時代とか飛鳥時代とか文字記録もろくにないような時代につくられたものが、ものすごい長い時を経ていま自分の目の前にある、というのが不思議でたまらなく、しかも国宝となるとかなり丁寧にこれまでも扱われてきたのがわかるので、知り得ぬ昔のたくさんの人の手によって受け継がれたからこそ今に繋がっている、そんなことを感じさせる展示だった。


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きっとまた未来の誰かの手によって大切に受け継がれていくのだろう。また150年後も、こうやってたくさんの人がこの展示物を観るのだろうか。そうだといいな。

第二部もすごく興味深かった。個人的に万国博覧会の歴史に興味があって色々調べたりしていたので、このトーハクのはじまりは明治政府の万博への参加にあるというのがなんとも"博物館文化"のはじまり感があってワクワクした。

ものすごく混んでいると言われていたミュージアムショップは、たしかに混んでいたけれどレジに並んだ時間は10分足らずだった。3-40分は覚悟していたので拍子抜け。たまたまだったのかな。ブックマーカーと銅鐘のキーホルダー(一部ステンドグラスみたくなっている)を購入。噂の土偶ぬいぐるみは売り切れで、コインケースのようなやつはあって暫く悩んだけれど、使う未来が見えなかったのでやめておいた。

そのあとは1階に降りて考古展示室へ。実は今回トーハク所蔵の国宝のなかでも一番見てみたいと思った展示がここに。それが「銀象嵌銘大刀」と呼ばれる古い刀で、これ自体は「獲なんとかかんとか大王」と書いてあることで有名なものだが、実はこれには魚と鳥の絵が掘ってあって、それがなんともユーモアがあって可愛い。

そのことをこの国宝展特集をしていたテレビ番組で知って、見てみたいと思っていた。あいにく国宝展では展示されないと知り残念に思っていたが、なんと常設されていた。国宝展自体は6期に分かれており、何度か通わないとすべて制覇できないことは知っていたが、まさか常設でも国宝が展示されているとは…(しかも展示されている国宝は他にもいくつかある)。本当はひとつひとつじっくりと観たかったが、時間がないのでさらっと。本来ならばこの考古展示室だけでも2時間くらいかけてじっくりみたい。埴輪がずらっと並んでいたが、どれもちょっとヌケているような表情なのは何でなんだろ。あと見たことのないような謎の形の埴輪もあって、見ているだけで楽しかった。考古楽しい。

そのあとは通路を抜けて本館へ。ここの展示が常設のメインだと思われるが、とにかく展示量が凄い。ここだけでさえ全部をしっかり観ていたら1日かかるのではないか?と思われるほど。残念ながら時間がないため歩きながらさらっとだけ観る。未来の国宝というテーマで、将来的に国宝になりそうな資料の展示もされていたが、ひとつの空間に資料ひとつだけというような展示の仕方がとても贅沢だった。なんなら国宝展より贅沢。それなりに観ている人はいたが、国宝展と比べると皆それぞれの建物に散るからかそこまての人混みではなかった。ここの展示をみるためにまた来たいと思う。

途中、庭園があったのでちらっとだけ観てみた。本館からだと一部しか見えないが、庭園の外側から散策している人たちもいた。時間があればここでゆっくり過ごすのもいいな。庭園に出る前のラウンジ空間のモザイクタイルがとても素敵だった。本館のミュージアムショップでグッズを買ったときに入れて貰った紙の袋のデザインが、このモザイクタイルの柄なのが粋。

予定していた時間になったので、ロッカーに預けていた荷物を引き取り、外に出る。来たときは本館・平成館にまっしぐらだったので、周りの景色を見る余裕がなかったが、実際外に出て自分のいる場所を見回してみると他にもいくつか建物があることに気づいたのだが、とても観る時間はなかった。特に表慶館に「150年後の国宝展」という幕がかかっていて、うわ、そっちを見ればよかった!と思ったけれど、もう遅い。本当にしっかりトーハクを見るとなると、数日掛かりな気がする。

図録を入れた重い鞄を引きずり、空腹を抱えながら(この時点で15時前)左手に芸大の建物を観ながら根津駅まで歩く。地下鉄で赤坂へ行き、ホテルへチェックイン。赤坂は久しぶりに来たが、大抵はそのままTBSあたりを散策することが多く、ほぼ初めて六本木寄りのエリアを歩いた。私のイメージする赤坂は高級料亭が並んでる街並を想像していたが、私の泊まったホテルのある辺りはチェーン店などが立ち並ぶエリアだったのでちょっと拍子抜け。ここまで食事をとる時間がないままにきてしまって、かといってお店に入ってゆっくり食事をとる時間もないので、ホテルにくる途中にコンビニでお蕎麦を買ってホテルの部屋で昼食替わりに食べた。蕎麦を食べながら、六本木に行くためのアプリでレンタサイクルの予約。ちょうど徒歩1分ほどのところに空き自転車があったので予約し、食べ終えてから向かう。初めて使うレンタサイクルのシステムだったのでちょっと戸惑ったが、開錠はできたものの今度は自転車のサドルの高さが変えられない(高すぎたがレバーが固すぎて動かない)。5分ほど粘ってやってみたがさっぱり動かないので、諦めて駐輪場に戻す。すぐに元の駐輪場に戻したので料金はかからなかった。

仕方ないので六本木まで歩く。赤坂から六本木まで歩いたことなどなかったが、途中高級マンションの脇を通り、犬の散歩をする人たちと何度かすれ違う。こんな日本でも有数の一等地にマンションを持ち、六本木で犬の散歩をするなんてどんな人生なんだろう。少なくとも私には一生手が届かなさそうだけれど、そんな人生を送りたいとも思っていないから悔しさとかはないのだけれど。1か月くらいだったら”体験”してみてもいいかな、なんて。久しぶりの六本木は、コロナ前には見たことのなかったアプリの広告を背負うタクシーで溢れていた。

20分くらいで目的地:EX THEATER ROPPONGIに到着。今日の、というより今回の旅行の目的は、「家政夫のミタゾノ THE STAGE ~お寺座の怪人~」を観劇すること。この劇場自体初めて来たが、入り口が2階という不思議構造だった。中はすでにクリスマスツリーなんかが飾ってあって、すっかり冬仕様。

お芝居自体は、素直に”何も考えずに笑える”内容でとても楽しめた。テレビドラマシリーズから派生した舞台版なので、当然ながらドラマからのコメディ色は強いのだが、ブラックな社会風刺的要素はちょっと弱かったかな。しかしそれ以上に、勢いのある展開と舞台ならではの笑いが、自分のこの1年の嫌なことを全部吹き飛ばしてくれているような感覚に陥った。まだまだコロナ渦で、東京までわざわざ観に行くかどうかかなり悩んだが、本当に観に来て良かった。今の自分に必要な観劇だった。

劇場を出ると、もうすっかり辺りは暗くなっていた。本当は六本木で軽く飲んで帰る、とかしたかったが、このコロナ渦でそれをするのは躊躇われた。実際、六本木の街を歩くと、私の住んでいる田舎とは違って3割程度の若者はノーマスク。仕方ないのでミッドタウンの地下をぶらつき、ベトナム料理屋さんでガパオライスのお弁当をテイクアウトした。そのあと、ずっと行ってみたかったJ-WAVEのけやき坂スタジオを眺めるために六本木ヒルズを歩いていると、人だかりが。遠目で観ると、けやき坂のイルミネーションをみんな撮影しているようだった。私もすこし場所をずらして撮ってみると、人だかりができているのはちょうど東京タワーが綺麗に写るところだったんだな、と気づく。東京のクリスマスは長いな、と思った。

J-WAVEのけやき坂スタジオを観てみたかったのは、2004年10月期の月9ドラマ『ラストクリスマス』のロケ地だったからだ。なぜそんな古いドラマを今更?という感じだが、このドラマをここ数年で見返していたら改めてハマってしまい(オンエア当時もハマっていた)、ロケ地巡りをしてみたかった。テレビの中でしか観たことのなかったけやき坂スタジオは、18年経っているにも関わらずあまり変わっていなかった。六本木のイルミネーションも相まって、あの”キラキラの月9感”をすこしだけ感じることができた。

ホテルまでの帰り道、ナチュラルローソンに寄ってお弁当と併せて食べるためにタイ風春雨サラダを買って帰った。ホテルに帰って食べたガパオライスのお弁当と春雨サラダの組み合わせが抜群に美味しくて、我ながら最高の夕食チョイスだった。

 

2日目

 

疲れが残る中、7時半にホテルを出て散歩。またもラストクリスマスのロケ地だったアパート(主人公たちが住んでいた)を外からちらっとでいいから見てみたく、歩いて30分くらいで行けそうだったので予定に組み込んでいた。東京のど真ん中・赤坂六本木の朝を散歩するという人生初の試み。信号待ちをしていると、反対側にスマホ片手の若いカップルが同じく信号待ちをして…いるかと思いきや、信号が変わる前にタクシーが停まり、走り去っていった。この辺りは結構坂がキツくて、ちょっとしんどかった。30分ほど歩いて、お目当ての建物発見。マンションなどが立ち並ぶエリアなのでただ前を通りすぎただけだが、18年前、画面越しに憧れたあの建物は何ら変わっていなかった。数年訪れなかっただけでだいぶ様変わりした(ように感じた)東京にあっても、時がそこだけ止まっていたかのように錯覚した。

さすがにお腹が空いたので、目星をつけていた北欧からきたコーヒーショップ:ロバーツコーヒーでモーニング。開店と同時くらいで入店したので人はまばらでちょっと安心。シナモンロールが甘すぎず美味しかった。大きいカップで飲んだラテとともにいい朝を過ごせた。ホテルまでの帰りはリベンジでレンタサイクル。ちょうど近くに沢山停まっているターミナルがあり、サドルの高さもバッチリ。自転車はすごく楽だったので、今後の旅でも取り入れていきたい。安いし(200円しなかった)。

ホテルをチェックアウトし、池袋へ。朝食を食べたばかりだが、どうしても行きたい行きつけのカフェがあった。池袋駅すぐにある、梟書茶房。人気店ですぐ満席になるのを知っているので、11時前に到着。すこしだけ待ち入店。いつも勉強机のような席に通される。食事系、甘味系含めどれも美味しそうで目移りしてしまうが、いつも『イベリコベーコンの醤油バターのパスタ』を頼んでしまう。家でも作れそうで作れない絶妙な味付けが本当に好きで、結局はこれにしてしまう。ここはブックカフェなので本や雑誌をいろいろ読めてその点も気に入っている。席には必ず数冊の本が仕舞ってあり、今回の席にはこんな本が。

料理人である著者がどこで何を思い仕事に邁進してきたか。エッセイなのでするする読めたものの当然全部は読みきれなかったので、続きが気になりあとから購入した。これまたとてもいい時間を過ごせた。いつもここでゆっくりしたいと思うが、いつもバタバタ時間なく出てきてしまう。待っている人もいるし。いつか平日にゆっくり来てみたい。

その後、新宿まで移動して紀伊國屋サザンシアターこまつ座『吾輩は漱石である』を観劇。…したはいいけども、ここにきて早朝散歩したのがよくなかったのか、途中で睡魔に襲われる。井上ひさしの同名小説版を読んで予習していったにも関わらず。読んだ印象としては、漱石をきちんと読んでいない私からしたら元ネタがわからないため、まずは漱石作品の予習をしないといけなかったなと思ったが、舞台でもそれは当然同じだった。井上ひさしでも、イーハトーボの劇列車はしっかりハマったのには予備知識があったからだなと思い知らされた。教養のなさはこういうところで損をする。でも余韻のあるラストだった。

劇場を出ると雨。少し気持ちが萎えたが、東京駅経由で舞浜へ。ディズニーに夕方からひとりで!?となるところだが、入園するつもりはなく、ボンボヤージュ(舞浜駅前のショップ)でディズニーリゾートで出してる傘が欲しかったから。何年もそのディズニー傘を使っていたのだが、数ヶ月前にどこかに置き忘れてしまった。ものすごく探したけれど結局出てこなくて、次に東京にいくことがあればたとえディズニーリゾートのなかに入らなくとも傘を買いに行こうと決めていた。それくらい紛失がショックだったし、愛着もあった。長年使っていたあの傘が手元に戻ってくるわけではないけれど、この傘を購入することで自分の気持ちに決着をつけたかった。たかが傘だけど。そんなに大事なら無くすなよという話だけど。

日曜日夕方の京葉線は、余裕で座れる混み具合。舞浜駅で降り、まずは目的のものを買うべくボンボヤージュへ。ちょうど雨だったので問題なく購入。そして折角だからお菓子も買って帰ろうと思ったらなんと売ってない。ディズニーに来たのも数年ぶりで知らなかったが、どうやらお菓子類はパーク内でしか売らなくなったらしい。なんでーー?仕方ないのでクリスマスグッズを数点購入。

新幹線まではまだ時間があるので、雨のなか散歩。ディズニーランドホテルまで歩いてみる。いつもは帰り道に遠目でしか見たことがなかったが、近くでみると夜の空に浮かび上がりとても綺麗だった。


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せっかく来たからディズニー感を味わおうと思い、ディズニーランドホテル前からリゾートラインに乗車。夜且つ雨で車窓からはあまり景色見えず。ぐるっと回って、リゾートゲートウェイで下車。イクスピアリをぶらぶらする。イクスピアリをちゃんと観て回ったのはおそらく17,8年ぶりくらい。複雑な造りになっていて若干迷ったものの、アンバサダーホテルになんとか辿り着く。アンバサダーホテルには行ったことがなかったので初めて観る。


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木に電飾はされているものの、そこまでのクリスマス感はなく。ただリゾートホテル感は満載なので、あんまりクリスマス感を出すと"映えの撮影所"になりかねない気がするから、秩序を守るためにこんなもんで良いのかもしれないとも思う。いつかこんな素敵なところに泊まれたら、どんなに素晴らしい日を過ごせるのだろうかと想いを馳せ、舞浜を後にした。

 

 

*1:そんな事典があることを今回初めて知った。県の図書館は持ち出し禁止だったが、地元の小さい図書館に置いてるのは貸し出し可能だった。